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RPA初心者がやってみた〈第45回 顧問先からの信頼獲得に必要な税理士のデジタル化戦略〉
こんにちは!会計事務所RPA研究会のK子です。
こちらのコラムでもお伝えしましたとおり
デジタル化の波はここ数年で一気に加速し、
その勢いを実感するようになりましたよね。
税理士業界で嫌でも聞くようになった
OCR,業務自動化、電子化、ペーパーレス、RPAといったワード。
・やった方がいいよね
・分かっているけど時間がない
・面倒くさいな
きっと多くの事務所様がそう思っていらっしゃるかと思います。
では、なぜこのデジタル化、IT活用が必要なのか、
これからの税理士のデジタル戦略を
順を追って簡単にご説明したいと思います。
① デジタル化の波は嫌でもやって来る(既に来ている)
先ほども申し上げましたとおり、
今後ますますDX化が進むことは
業種問わず、すべての会社や組織で周知の事実となっています。
② デジタル化(自動化)できる業務はデジタル化する
今では手軽にデジタル化のツールやシステムが手に入るため、
比較的簡単に導入・活用が出来ます。
つまり、より一層多くの事務所でデジタル化が加速・浸透していくことが予想されます。
③ デジタル化で空いた時間は顧客満足度を上げるために使う
定型業務やAIが活用できる分野の仕事を手放す(自動化する)ことで
私たち人間の業務時間が増えます。
この時間を
顧問先の満足度があがること=自動化できない、人間ならではの価値ある業務
に使います。
例えば、税務相談やアドバイスといったものは
AIでは処理できない業務、つまり人間が行う付加価値の高い仕事となります。
相談者によって話し方、言い回しを変えて伝えたり
相談者の背景を読み取って的確なアドバイスをしたりすることは
ロボットでは困難です。
つまり、
顧問先からの信頼獲得(顧問先との対話やコミュニケーション)のための時間
に充てることが大切となっていくでしょう。
デジタル化が進む未来において、
・選ばれる税理士になること
・そのために顧問先との人間関係の構築を丁寧に行うことが重要となります。
IT化をうまく活用し、
生き残る税理士となるよう、働き方をバージョンアップしてみてはいかがでしょうか?
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